卒業アルバムの価格を多きく左右する印刷代は、冊数、ページ数、印刷方法などで価格が大きく変わります。
しかし、200冊の印刷価格と400冊の印刷価格では倍の価格になるかと言えばそんなことはありません、ページ数が10ページが20ページになったからと価格が倍になることもありません、アルバムに耐久性を持たせたりするためにニス塗り加工を加えたり、ラミネートと加えることがありますがこれもニス塗りにしたから価格が倍になることはありません。
ですから、200冊のアルバム印刷代が100万円であったとしても400冊の時には200万円にはなりません。(印刷価格は少し安くなります)
ページ数に関しても同様20ページの印刷代が100万円であった時に40ページの印刷代が200万円になることはありません。
印刷の価格は印刷を行う為の基本ベースの価格(印刷を行うための最低工賃)から冊数、ページ数、印刷方法(画像加工や校正後の印刷代、CDアルバムの代金は含まない)などを考慮した価格となりますので、冊数、ページ数は卒業アルバムの価格を大きく左右する一因となります。
基本的には卒業アルバムを専門に取り扱う印刷所間では極端な価格差は少ない。
卒業アルバムのページ内容、生徒数などにより撮影日数や時間が変わってしまう為、一律な価格を考えることのできない変動率の激しい費用です。
フォトグラファーの人件費、機材、交通費など含めるた費用、印刷代のように一律的な価格設定が難しく撮影回数が多くなるほど費用が増えてしまうため、卒業アルバム代に大きく関係してくるのがお分かりになることでしょう。
例:体育大会、文化祭など年に一度の行事の場合はどの学校様でも撮影費は同額ですが、個人写真、部活集合、クラス集合写真など欠席者がいると再撮影の可能性が高くなります。
また卒業アルバムの内容によっても撮影内容が異なるため撮影費は卒業アルバムの内容、再撮影の回数、撮影内容により異なります。
一度購入してしまえば数年は使用できる物の購入費(パソコン、カメラ、レンズなど)から、月毎必要な経費(人件費、家賃、通信費など)まで、撮影費同様変動性の高い費用です。
業者ごとに使用しているカメラやレンズ、機材が異なることや、編集、デザイン、加工は全て印刷所にお任せしているなどのワークフロー、撮影スタイルの違いによって掛かる費用が大きく異なります。
※ここでの人件費は、打ち合わせや校正、編集、デザインに関係するスタッフの人件費のことを指しておりフォトグラファーが撮影を行ったりする撮影代や交通費は含まないものとしています。